ホビヲの四百文字

400文字くらいの文章を書きます。

昔々、冬の蔵王でリフトに乗って、私はある誓いをした

今週のお題は「冬のスポーツ」、自分の思い出話をしてみる。

高校の時、蔵王にスノボに行った。それまで、スキーの経験はあったがスノボははじめて。板に乗って雪山を滑るなんて自分にできるのかしら。経験者である友達は難しくないと言っていたが、不安だった。

現地に着いて思ったのは、冬の蔵王はとにかく寒いということ。思えば、それまでは春スキーばかり。冬の雪山ははじめてだった。さらに訪れたタイミングは大雪。

そんな過酷な状況での初スノボ、コケにコケまくる。手をつき、尻もちをつき、あちこちが痛い。やっと転ばず立っていられるようになった頃、難しめのコースに行こう!と誰かが言った。

降りしきる雪の中、凍えながらリフトで雪山を上がっていく。とにかく寒く、ガタガタと震えてた。こんな辛い思いをして何が楽しいのか。冬のスポーツなんかもう二度としない、と誓った。

誓いを守り、冬のスポーツはそれ以来やっていない。